とぺ子の犬小屋

きままにゆるゆる。青い鳥の俗世から離れた犬の隠れ家です。

【ステラナイツ】2021-11-23 フーカ監督 銀剣のステラナイツ

発端は10月末。はやみさんから「11月の日曜祝日でDX3rdかステラをやりたい」との連絡を受け、お誘いを頂きました銀剣のステラナイツ!
実卓で最後に稼働したのは今年の2月でした。その後、レターセッションがありましたが空中に浮いています。監督本当にごめん…。

ひさしぶりのため戦闘など質問しまくり、えっちらおっちら進めましたが、いやぁ最高に熱いドラマでした…。そうよ、これ、こういうのがやりたかったのよ…。

ということで、さっそく語っていきましょう!

参加メンバー

【監督】フーカさん
毎度お世話になっております! よくGMをしてくれる有難いお方。
それだけではなく、完璧な時間管理と適したシーンを提供するマスタリングスキルまで備えた神。そしてもふもふ、もう最高ですね。

今回はそこにバーテンダーの異名を授かった。今度から『一流卓バーテンダー』って名乗ればいいと思います。その名の通り、あらゆるシーンの画像や音楽が出てきます。

アドリブなんて一流には関係なかった…!

はやみさん
圧倒的カリスマ。僕が推している御人です。
時間内にシーンを収める能力から、シーンやキャラクターを映えさせる能力を持つプロ。

20分という時間制限の中で、シーンがぴったり収まる光景は圧巻だった…。
その中に濃縮される演出テーマと濃厚なエモ。
あれは本当に20分だったのでしょうか?
もしかして時間歪めてたの、はやみさんですか?

今回は狂気的サイコギャンブラーのブリンガーと、ミステリアス小悪魔ヴァンパイアのシースで参戦でした。詳細は後ほど。

シアさん
今回、初同卓でした!ステラナイツ初めてと聞いていましたが、とんでもない。
むしろ終始引っ張っていただいておりました…!本当に初めてですか?

PL力も周りと合わせているのか周りを引っ張っているのか、どのキャラクターでも馴染みがすごいんです。
まるでパズルのピースがぴったりはまるような、観客としても共演していても、そうそう!そこそこ!というところを的確に突いて来てくれます。

今回は長命種のひたむきな頑張り屋ブリンガーと大志を抱く振り回され悪魔シースで参戦でした。こちらも詳細はこの後です。

とぺ子
僕です。青汁とゴリラの一流幕間ソムリエの称号を頂きました。
元々はPLお二人の感想記事を読んでDiscordに情熱をぶちまけていたのですが、それで記事書けるよね?という流れで犬小屋が建ちました。

目標は3日坊主にならないことです、よろしくお願いします。

今回は脳筋アホゴリラ少女ブリンガーと病弱薄命なセンパイシースで参戦しました。解説は後ほど。

卓感想&その他諸々

比良坂 紫 & 黒鵜 仁
(はやみさんブリンガー × シアさんシース)

今回のラスボス。倒すべき人類悪。
⋯⋯嘘です。
でも、願いも掛け合いも本当にPCか? ほんまに君らステラナイツか? と言いたくなるような純黒ともいうべき闇属性なお二人。

方や、はやみさんブリンガーの比良坂 紫ちゃん。
はやみさんキャラの比良坂姓にロクな奴はいないというほどの、とんでもない一族のお嬢様です。
え? 詳細? 語ったら正気を失いそうなので割愛します。勇気のある方ははやみさんに教えてもらってね!
先述の通り、紫ちゃんもまたロクな人間じゃありません。
彼女の異常性は狂気的なまでのギャンブラー。
お金はもちろん、人ひとりの命でも賭け金には足りないと申す、とんでもない賭け狂い。
本人談、賭ケグルイの夢子より狂人とのことでしたが、本当に狂気に満ち溢れていて。でもなんでしょうかね。カリスマ性みたいな威厳のような風格をお持ちなんですよ、この御仁。
個人的には夢子と綺羅莉を足して二で割った感じが近いのかと思います。要するに、混ぜるな危険を混ぜた結果の危険物のような御方です。
はやみさんのキャラってやっぱり意思がしっかりしてるんですよね。迷いや揺らぎというものがほぼ無いと言いますか、自分が迷うよりも、誰かを導くことに長けている子が多い印象にあります。おそらく、その他を導くというのが個人的にカリスマにつながるのかと思います。
今回の紫ちゃんもブレません。ギャンブルis至高。それ以外は興味が惹かれるか惹かれないか、それだけだと思います。その意志の強さがあるからこそ悪魔相手に怯むどころか、取引を吹っ掛けることができるのでしょうね。
今でも2章の「私はニンゲン。アクマに狂ってるなんて言われたくないわね」という言葉にはほんまか?という疑念が拭えません。揺らがないって本当にこういうところですよね。

その相方となるのがシアさんシースの黒鵜 仁くん。
彼は真性の悪魔です。それでも下級のようですが、紫ちゃんの魂を得ることで大出世を目論んでいます。
登場時は胡散臭さやアングラ感満載のヤバい奴。裏路地でからまれたら目を合わせないようにして逃げるが吉の危ない男でしたが、紫ちゃんの狂気が上回り仁君の方がまともに見えてくるのが不思議でした。この二人、エクリプスですよね? えっ、違う?
そんな彼ですが、紫ちゃんといるうちにより濃い闇に染まるように大義を抱くようになります。それこそ最初は紫ちゃんの魂を得るために胡散臭さを纏って敬語で近づいてくるのですが、紫ちゃんと取引をするうちに敬語が外れて彼の本性のようなものが露わになってくるのです。
そして初めは紫ちゃんの魂を狙っていたはずの仁くんは、紫ちゃんとの取引の中でレイズ*1を繰り返し、勝利した暁には全人類の魂を、敗北した際には世界の変革を志すようになります。
先述の紫ちゃんがカリスマだとしたら、導かれる側にあるのかもしれない仁くんですが、これも捻りがあると言いますか、導かれるっていうのとはなんか違うんですよね。
個人的には助けられるよりも、自分でどんどん成長していく子のように感じました。
気づきだったり、機会というものを逃さず糧にする器用な子だと思います。
そういうところに悪魔としての狡猾さがありそうで、種族や設定の拾い方がお上手だなと思います。
いずれ好敵手になる二人が各々の目的をかけたギャンブルへ挑むために、そしてその賭けに使うチップ(全人類の魂を賭け金にするための、全人類への恩)を得るために協力している。見据える先が互いに違う野望でも、道の交差する要の一点のために手を組むのが王道のステラナイツのキャラから外れた魅力だと思います。ブーケだ、ブーケを持ってこい!

本当は章や幕間、カーテンコールごとに感想を書こうと思ったのですが、ここまでで2500文字超えているって知っていました? この後、さらに2セット残っているのです。この感想を読んでいる賢い皆様ならお判りでしょうが、そう、終わりません。
なので大変心苦しいですが濃縮してお伝えします。濃縮できていない? これでも濃縮してるんです、許せ。

この二人の関係性について個人的に熱いと思ったところは本当にいろいろありますが、一番はこの二人の関係がどこまでもギャンブルを軸に成り立っているように見えるということです。
先述した通り、二人の願いの在り方もレイズを重ね得られたものです。つまり、願いはギャンブルのためのチップにすぎません。
けれどそのチップを稼ぐためにロアテラ――もとい、エンブレイスやエクリプスとの戦いに身を投じています。その勝負も勝つか負けるか、つまり願いが叶うか剥奪されるかのギャンブルなんじゃないかと個人的には思っています。あれだけの大義を掲げた二人が一度の敗北ですべてが水泡に帰すのかもしれないわけですからなかなかにリスキーなものかと。そのリスクすら厭わず、愉しむのが彼らなのでしょうね。
願いを元手に賭けて戦い、願いを叶えてチップを得て、そのチップで二人の本来の目的である勝負を行う。本当にどこまでもギャンブルなのです。
そのブレない軸が個人的にはステラナイツとしては異彩を放っており、何処までも魅力的であると思います。正義ではなく己のために戦う。欲を隠さず、むしろ誇っていく姿ってすごくかっこいいんです。
流される多数派よりも、ブレない軸を持つ人の方が輝いていると僕自身は思います。
二人の願いが叶うとき=世界の終わりかと思いますが、この二人のギャンブルの行く末とその果てにあるものを見てみたいと一観客として思います。

霧咲 アヤ & 花霞 漣
(シアさんブリンガー × とぺ子シース)

前述の闇のペアとうって変わって、逆方向に振り切った光属性100%のステラナイツ。
結果として僕がステラナイツに求めているテーマがしっかり入ったペアになりました。相方のシアさんには本当に感謝の念でいっぱいです。
僕が感じているステラナイツのテーマは「希望」と「絶望」の物語。それこそ王道、いわばスタンダードかなと個人的に思っています。
王道というだけなので外れていたとしても、エモい!好き!!ってなります。それこそ前述の比良坂&黒鵜ペアがいい例です。
そのステラナイツの王道テーマを繰り広げたお二人について語っていきましょう⋯⋯!

ブリンガーはシアさん宅の霧咲 アヤちゃん。
この子がとんでもない光属性でした。本当に「ヒロイン」という言葉を体現したような、正統派のヒロインで、頑張り屋で健気な、長命種であるエルフの女の子です。
彼女は若くして天涯孤独となり、親戚間をたらい回しにされたことで、頼れる人がなく甘えられない環境で育ちました。それが紆余曲折を経てステラナイトとなり、彼女が頼りたい、甘えたいと思える相手に出会ったというのが素敵だと思います。
その彼女ですが相方が薄命のあまり、薬学を専攻し、日々健康療法を探しています。ステラナイツの願いでずっと一緒にいたいと願いながらも、その願いに甘えることなく努力を続けているのです。これを健気と言わずして何という、圧倒的光属性の所以です。
天狗*2のせいで語ることはできませんでしたが、少女としての弱さも持っています。それでも諦めることはなく、前を向き続ける。それが僕から見ても、片割れのシースにしても本当に希望そのものだと思います。

対するシースは拙宅、花霞 漣。
幼い頃から不治の病に侵され、余命宣告されたアヤちゃんの先輩です。
権力者一家で富を持ちながらも病弱がゆえに未来がないというように要素としてはアヤちゃんの対になるようにしました。
それこそアヤちゃんが希望なら花霞は絶望です。その根底には諦念があります。
自分に未来がないから他者を支援する、もうすぐ死ぬかもしれないから自分から遠ざける。善意の裏にあるのは自身への諦めです。
個人的に絶望というほどなら一度堕ちたらそう簡単に前は向けないと思っています。そのため花霞もまた、アヤちゃんと出会って前を向こうとしていますがまだまだ泥に足をすくわれてもがいています。
それをアヤちゃんは何度でも手を引いて前へ進み、手を引かれる花霞も少しずつ後戻りを繰り返しながらも前を向いていく。それが二人の物語なのかなと思います。
それにしても肉体的にも精神的にもアヤちゃんにお世話になりっぱなしということに気が付きました。先輩、もっと頑張ろうね⋯⋯!

さて、二人のことを語る上でこれだけは供養として言わせてください⋯⋯。
こ ん な は ず じ ゃ な か っ た ん で す よ ぉ !
当初の予定では、1章でデートして花霞が倒れて病院搬送からのお互い弱音本音をぶつけ、2章では出会いの回想をする予定でした。なので二人がどういう出会いをしたかというのは骨組みではありますが実はちゃんと設定があります。
それが天狗のせいで急な予定変更があったんです!! 私とシアさんの間ではそれはもう霧咲×花霞を語る上で綿密な計画が練られていたのです。そう、全ては天狗のせい。そういうことにしておいてください。
と、まぁ天狗のせいで青汁オチなどありましたが雰囲気を壊すことなく挽回できたのはシアさんの技術あってこそですね! 実にお見事でした! そして、本当にありがとうございます⋯⋯!

と、供養はここまでにしてこの二人の関係性ですが、本当にね⋯⋯何度も言いますが希望と絶望なんですよ。
花霞の絶望面が表れたと思うのが1章でのアヤちゃんとの掛け合いです。アヤちゃんのデートという言葉に対して花霞は未来の彼氏が悲しむって答えたんですね。
観客席からは顔面パンチという言葉が飛び出るほどです。ええ、酷いというのは自覚していますとも。そんなことを言った理由は後半で明かしたあれが全てです。
願いが叶えばずっと一緒にいられるけれど、そうでなければアヤちゃんを一人残していく。
そうなれば死んだ自分には責任は取れませんし、未練を残して彼女の枷になってはいけないと、あえて突き放そうとしての発言になります。
なので本人も最低のことを言っているのはわかっています。そこで相談するよりも諦めが先に入ってしまうのが絶望の人なんですと僕なりに表現したかったんです。酷い奴だよな! わかる!
それでも先輩に悲しんで欲しいって言ってくれるアヤちゃん本当に天使。

それに対してアヤちゃんの希望面が表れたのは、花霞の隠し事がバレてからのことです。
花霞が事実を伝えて遠ざけようとしてもなお、アヤちゃんは素直に想いを告げるのです。
花霞の諦めに対して、アヤちゃんは諦めません。立ち向かうのです。
独りになりたくない想いがそこにあるのかもしれませんが、その相手が薄命で置いて行かれるかもしれなくても彼女は花霞を選ぶんです。
この姿勢の違いが本当に希望と絶望だなと思います、それが僕には刺さるんです⋯⋯。
てえてえ⋯⋯。

先述の比良坂&黒鵜ペアは願いが叶った後を見てみたいと思いますが、この二人はとりあえず1か月後にどうなるのかが気になります。
願いが叶うのか、叶う前に敗れるのか。それでも、一緒に過ごす日々を大切に生きているところをまた見たいと思ってしまいます。
シアさん、お相手ありがとうございました!!

黒石 カイエ&白銀 紅璃
(とぺ子ブリンガー×はやみさんシース)

光属性、闇属性と来て、中庸の核兵器が来たと僕は思っています。
今は光サイドですが、何かの間違いで闇サイドに行ったら世界終わるな?っていうとんでもない力を秘めたペアになります。
本当に危ういバランスで成り立っているのですが、本編ではそれを感じさせないようなコミカルな感じに仕上がりました。それでも、仄暗い狂気がわずかに顔をのぞかせたり、引き締めるとこは引き締めてといい味が出ていたと思います。
本当にはやみさんが流れを作ってくれていたので、とてもやりやすかったです。ありがとう、ありがとう⋯⋯。

さて、このペアのブリンガーは拙宅の黒石 カイエ。ゴリラです(嘘)
愛されるおバカみたいな、アホなのに謎にすっごく自信満々な子って結構好きでして⋯⋯一度やってみたかったことから生まれた子です。初めは漠然としていたのですが、相談もといはやみさんケアによって肉付けされ、これこれ!を実現できました。超感謝。
そんなカイエですが、アホゴリラです。どうしよう、この一言で終わっちゃう⋯⋯。
という冗談はさておき、カイエは良くも悪くも、どこまでも単純な子です。
ロアテラが世界滅ぼす!?ロアテラ倒せばいいじゃん!!本当にそれだけでステラナイツになった子です。賢い皆さんならお判りかもしれませんが、どう考えたって損です。
ステラナイツになれば否が応でもロアテラと戦わなくてはなりません。それこそ、願いのためにに強制的にロアテラと戦うことになる誓約生徒会(ガヴェナンター*3だっています。
それでもカイエは、どんな願いでも叶うならロアテラを倒すって願いがあれば平和っていう思想の元に願います。それも打算もなく。
実際には女神にもいいように扱われ、その願いは紅璃ちゃんが力を取り戻すために使われています。ですが、アホなので結果オーライです。
いつも笑顔を絶やさず自信満々なカイエですが、実は人並みに恐怖も迷いもある14歳の女の子です。その辺りを上手くはやみさんが拾ってくれたので、本当にやりたいこと全てをやらせていただきました。ありがとうございます!!

その対となるシースははやみさん宅、白銀 紅璃ちゃん。
小悪魔チックなヴァンパイアの女の子です。ちゃんとしたヴァンパイアですが、カイエはずっと自称だと思っていました。
今こそ力はありませんが、真正の人外なので星を滅ぼすだけの力も能力もあります。これこそ核兵器の所以です。
また、見た目は12歳ですが本来はもう桁違いのお年です。
その歴史の中で、とんでもない過去をお持ちです。これがね、本当に救いようのない闇なんですよ⋯⋯。はやみさんが事前に幕間*4で過去編を書いてくれていたのですが、これがね、闇深ですごく良いんですよ。気になる人はぜひはやみさんにもらってください。
本編には関係ないと言われていたのですが、知っているとの知らないのではPLとしての見え方も変わりますし、二人の描き方も変わってくるかと思います。その点において、事前に公開してくれたことに本当に感謝です。
それと近しい話になりますが、この紅璃ちゃん、キャラシとは別にキャラクター設定をまとめている場所があるのですね。そのサイト自体ははやみさんと相談しているときに教えてくれたので、公開時に確認して僕が紅璃ちゃんの解像度を上げるためにお世話になりました。そう、確認はここで終わってたんですよ、僕。
>>だってその後に変更されてるなんて思わないじゃん!<<
卓終わった後に気付いて、そこで紅璃ちゃんの本当の願いを知りました。事前の幕間からの本編からの本当の願いでクリティカルヒットでした。
それでも、僕が知らずともカイエがちゃんと答えてくれていて、一人で鳥肌立ってました。
とぺ子の話ばっかりで紅璃ちゃんについて語ってないじゃん!!って気づいたそこのあなたは流石です。というのも、言いたいことはたくさんあるのですがこんな公開予定のところで語っていいのか!? という気持ちがありまして⋯⋯。白銀 紅璃というキャラクターの魅力として謎というのは大いにあると思っています。なので、あんまり僕のところで曝したくないというのがあります。気になる方はキャラシから色々辿っていくと色々見えてくると思いますので、ぜひ見てみてください。

そんなお二人ですが、本編ではカイエの部屋で語らったり、ショッピングモールに出かけたりと本当に日常を過ごしていました。そう、何事もなく穏やかに⋯⋯ですが、それはカイエ目線の話だったりします。
本編の中でナンパ男に絡まれ、紅璃ちゃんが男たちを撃退しようとした際に人間の破裂について心配することがありました。というのも弱体化しているとはいえ、一般人に比べたら遥かに力がありますからね。カイエからしてみれば人間破裂なんて事件なので必死でアウトということを伝えます。その結果、紅璃ちゃんは魅了の能力を使って男たちを家に帰して遠ざけます。*5
しかし、それはカイエには見せずに行うのです。カイエからしてみればよそ見していた間になんか収まっていたということになるのです。恐ろしいですよね。
けれど、カイエはアホなのでそんなことは気にしません。それがこの二人の奇妙なバランスで成り立つ日常です。こういう奇怪な感じが個人的にはすごく好きです。

また、本編の中で紅璃ちゃんがもう一度、能力を使うことがあります。
テラバトルへと赴く、カイエに対してです。
その能力でカイエは素直に自身の恐怖について話します。ずっと能力を使用されたまま話をするというよりは本音だけ能力によって引き出されてっていう風にさせてもらいました。
そこで紅璃ちゃんに逃げても誰も責めないと言われても、それでも挑むのがカイエです。ここを引っ張ってもらえたとき、本当にもうね⋯⋯そうそう!これこれ!!でなんかもうハッピーでした。その後の変身ワードへの繋ぎとがすごくお気に入りです、ありがとう⋯⋯!!
その後にね、変身した紅璃ちゃんが少しだけ、本当に少しだけ本音がぽろっとするんです。
それがカイエの本音を聞いたからなのかはわかりませんが、本当に紅璃ちゃんって尊い生き物だと思いました。あと、「バカねえ、カイエは」で穏やかに笑うのも尊いです。まじで。

これだけ美味しい思いをさせてもらった本編の後、はやみさんからとんでもない幕間が投下されたのです⋯⋯。
遠い未来のカイエと紅璃ちゃんの話ですが、冗談抜きで泣きました。幕間で泣く日が来るとは思ってなかったです。カイエとしてもずっと紅璃ちゃんと一緒にいて、その後も彼女を一人にすることなくっていうのが本当にね⋯⋯望んだ結末がそこにありました。
本当にもう満足度がすごいです⋯⋯。
はやみさん、本当にありがとうございました⋯⋯!!!

最後に

この感想記事書いてる今ってあのセッションから1週間後なんですよね。
1週間前なのに全然語れましたよ。それくらい本当に濃密なセッションでした⋯⋯。
監督のフーカさん、同卓してくれたはやみさん、シアさん。
本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした!!

*1:賭け金を上げる行為のこと

*2:やりたいことが20分に収まらず、体感3秒でした。きっと天狗じゃ、天狗の仕業じゃ

*3:エクリプス堕ちにより願いを叶える資格を失いながらも、強制的にロアテラと戦うことを条件に再び願いを叶える資格を得たステラナイツのこと。また仮面つけてる人たちのこと

*4:本編外で語られるショートストーリーのこと

*5:一部、間違った解釈があったため修正しました。はやみさん、大変申し訳ありませんでした⋯⋯!